乗鞍スカイラインはいいぞ 前編
2019年5月25日にロードバイクで乗鞍スカイラインを走ってきました。
大学のサイクリングサークルの先輩のお誘いを受けて、念願の乗鞍へ行くことが叶いました。
そこで目にした日本とは思えない雄大で美しい風景を紹介しようと思います。
(写真をクリック or タップすると高画質版が見られるので、よろしければご覧ください)
乗鞍スカイラインとは
乗鞍スカイラインは、長野県と岐阜県の県境付近にある、標高1684mの平湯峠から標高2702mの乗鞍・畳平を結ぶ、延長14.4kmの山岳道路です。
開通時期は例年5月中旬から10月末ですが、自然保護によるマイカー規制のため、通行できるのはバス・タクシー・自転車のみになっています。
詳しい情報は乗鞍スカイライン公式サイトへ。
ほおのき平駐車場から乗鞍・畳平へ
乗鞍スカイラインへは、岐阜県にあるほおのき平駐車場に車を駐車してから、ロードバイクで平湯峠まで向かいました。
なお、ほおのき平駐車場からは乗鞍・畳平に向かうシャトルバスが運行しているので、乗鞍への観光や登山の拠点となっています。
ほおのき平駐車場から平湯峠まで標高差460mほどを登り、ようやく乗鞍スカイラインの入り口です。
乗鞍スカイライン つづら折りゾーン
ここからは斜度7~8%ほどの坂道を登っていきます。
正直なところ全然思い出せないので、登り坂はそんなにきつくなかったと思います。
また、たまに通るシャトルバス以外は自動車が通らないため、非常に快適に走れました。
雪が残っていた場所でひとやすみ。少しずつですが視界が開けてきました。
北アルプスかな? 天然水のパッケージとかにありそう。
正面に見える猫岳という山、よく見ると上のほうに高い木がありません。
いよいよ森林限界(樹木が育たず森林が形成されない境界)が近づいてきました。
乗鞍スカイライン 絶景ゾーン
乗鞍スカイライン起点から9.5km地点を超えると、ここから絶景ゾーンに突入します。
あまりの絶景に少し走っては写真撮影で全然進みませんでした(笑)。
だからといって、急いで先に進もうとしても、酸素が薄くてすぐに息切れを起こしてしまうんですけどね。
標高はすでに2400mを超えているため、高山病に注意しつつ、自分のペースでゆっくり進みます。
この日は雲1つない晴天で開放感がすごかった!
シャトルバスからでもこの景色は見られるだろうけど、自力で登ってきたという達成感との相乗効果で感無量でした。
最後の一枚のように、ここまで走ってきた道が映ってる写真が好きだなぁ。 今までの軌跡が見えるのが良き。
ヒルクライムって、ひと漕ぎで稼げる高度なんて微々たるものだけど、何回もペダルを回してるうちに、いつのまにかすごい高い場所にいるから、いつも不思議に感じるんだよね。
ということで前編はここまでです。 中編はこちらからどうぞ。